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6月28日更新
1.販売予定品種
2.販売方法
3.予定価格
4.所見、所感
第3章 枝姿を楽しむ森林サボテンたち
ここから先は一般のクジャクサボテン好きが少し引く領域です!!
大輪、美花、豪華絢爛。その価値観をいったん棚に置いて、枝を見ます。節を見ます。垂れ方を見ます。分岐の癖を見ます。
リプサリスは、花で一撃を決める植物というより、日々の枝姿でじわじわ侵食してくる植物です。
細い糸のようなもの、昆布のように平たく広がるもの、奇妙な骨格を作るもの。
どれもサボテンでありながら、砂漠ではなく、湿った森の空気をまとっています。
たぶん、最初は地味に見えます。
でも、ある日ふと気づきます。
「この枝、ずっと見ていられるな」と。
その瞬間、もう戻れません。
ようこそ、リプサリス沼へ。
Rhipsalis属、Lepismium属
Rhipsalis hoelleri

CUTTING、4号吊り鉢
Rhipsalis hoelleri リプサリス ホーリー
ブラジルの東南に位置するエスピリトサント州の、低地の森林が生育地とされています。
細い枝を長く枝垂らせて、節で枝分かれしていきます。
リプサリス属の糸状の品種の中では珍しく、ピンク色の花を咲かせます。
国内はもちろん、海外でさえ、流通量がとても少ないレアなRhipsalisです。
Rhipsalis neves-armondii f. megalantha

CUTTING、4号吊り鉢
Rhipsalis megalantha 和名、大葦です。
Rhipsalis の中では1位2位を争う花の大きさ(3cm)を誇り、そしてなんといっても香りがある種です。
当ショップの環境では11月と4月に咲いています。
Rhipsalis puniceodiscus

CUTTING、水ゴケ吊り
Rhipsalis puniceodiscus リプサリス プニセオディスカス
よく枝分かれして、よく気根を出します。
Rhipsalis neves-armondiiとの交雑記録があるようです。
Rhipsalis floccosa

CUTTING
Rhipsalis floccosa subsp. floccosa と思われます。
floccosa 群はいまだ分類に議論の余地がありすぎるところですが、
この種は典型的なfloccosa と見て大きな間違いはないと考えます。
UMBER KELPメモ
『 最近、Rhipsalis tucumanensis が、floccosaとは、見た目は似るがほぼほぼ別系統であり、むしろ収斂進化ということを知りましたよ、ええ (びっくり) 』
Rhipsalis floccosa subsp. pulvinigera

CUTTING
リプサリス フロコッサ亜種プルヴィニゲラ
南米の雲霧林や湿潤な森林に自生する、森林性サボテンの一群「フロコッサ複合群」のひとつです。一般的なリプサリスとは異なり、太く力強い枝と独特の樹形を形成します。
本種は、細枝が密生する典型的なフロコッサとはかなり印象が異なり、比較的太めの枝をあまり分岐せずに長く伸ばします。成熟すると堂々とした枝垂れ姿を楽しむことができます。
白色の果実と可憐な花も魅力のひとつで、開花・結実時には森林サボテンらしい繊細な美しさを見せてくれます。
近年の分子系統研究では、フロコッサ群は想像以上に複雑な分類群であることが明らかになりつつあり、本亜種も研究対象として注目されています。特に Rhipsalis tucumanensis や subsp. hohenauensis など近縁群との関係は、現在でも議論が続く興味深いテーマです。
栽培面としては、丈夫で育てやすく、明るい半日陰と適度な水分を好みます。また、夏よりも冬のほうが元気です。
吊り鉢仕立てにすると自然な樹形が楽しめ、年月とともに存在感のある大株へと成長します。
森林サボテン愛好家であれば一度は育ててみたい、フロコッサ複合群を代表する魅力的なコレクション種です。
Rhipsalis agudoensis

CUTTING
Rhipsalis agudoensis HU821
ブラジル Rio Grande do Sul州 Agudo産。
森林サボテン採集家として著名な Leopoldo Horst・Kurt-Ingo Horst 親子とスイスの著名なサボテン収集家 Werner Uebelmann によるフィールドナンバー HU → Horst & Uebelmann 821として採集され、Nigel P. Taylor により Rhipsalis agudoensis として記載された由緒ある系統。
現在は Rhipsalis pachyptera に統合される見解が主流ですが、タイプ由来系統として高いコレクション価値を持ちます。
大西洋岸森林南部に自生する希少なリプサリスで、産地情報の明確なコレクション株。野生由来ならではの魅力を放ち、リプサリス収集家・研究家にも人気の高い一種です。
前述のように、Rhipsalis pachyptera を三稜~四稜にしたような姿形をしています。
比較的頑丈であり、暑さ寒さに強めな印象があります。
はじめ直立しますが、ほどなく重みで下垂します。
Field number : HU 821
Collector : Leopoldo Horst, later, Kurt-Ingo Horst
Species : Rhipsalis sp.
Locality : Agudo, Rio Grande do Sul, Brazil
Lepismium lumbricoides


CUTTING、4号吊り鉢
ナゾの着生生物 Lepismium lumbricoides レピスミウム・ルンブリコイデス。
細い円柱茎に長い毛状刺をまとい、まるで何か別の生物のような姿をしています。
流通するレピスミウムの中ではかなり珍しいタイプで、本種はどこか野性味を残した姿を見せてくれます。
さらに興味深いのは花。本株は直径約3cmに達します。
果たして本当に典型的な Lepismium lumbricoides なのか、あるいは地域変異なのか。そんな想像を掻き立ててくれるのも本種の魅力です。
長い毛をまとった茎と純白の花。森林サボテンの奥深さを感じさせる一株です。
Rhipsalis baccifera ssp. mauritiana
CUTTING
near Sinhara…
スリランカ、シンハラジャ森林保護区から南西に10kmほどにあるネルワ・タウン出身のラヒルさん( マブ )

『 ダメデスヨ (ドドドドドドドドドド) 』
Lepismium warmingianum

Lepismium warmingianum
和名:風月・雨月
細く下垂する茎の節から、白い小花を吊るす森林性サボテン。
派手さで押すタイプではなく、風に揺れる枝先に、月明かりのような花をぽつりぽつりと咲かせる渋い原種です。
ブラジル南東部系の湿潤林に由来するリプサリス近縁の森林サボテンで、古くは Rhipsalis warmingiana などの名でも扱われてきました。茎は平たいものから三角柱状になるものまで変化し、節ごとに浅くくびれながら垂れ下がります。開花時は、淡い黄緑を帯びた白花が下向きに咲き、株全体に静かな野趣が出ます。
栽培のコツは名前の通り「風」。
湿度は好みますが、空気が止まると古い茎から枯れ込みやすいため、吊り鉢で風通しよく管理してください。水を好む反面、蒸れには弱い、少し気難しい一鉢です。
森林サボテンを一歩深く楽しみたい方へ。花も草姿も、静かに効いてくる原種です。
こちらの個体は、閉館前の三橋クジャクサボテン園から購入した種となります。
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7月のイベントに向けて、ゴリゴリと追加、変更、更新しますよ!!

