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6月27日更新
1.販売予定品種
2.販売方法
3.予定価格
4.所見、所感
第4章 巡り巡って、森の始まりへ
優美な葉姿と息を呑む大輪花。森林サボテンの魅力を象徴するエピフィルム属。
Epiphyllum属
Epiphyllum chrysocardium


CUTTING
Epiphyllum chrysocardium
クリソカルディウム カット苗 約30cm
森林サボテンの世界でも、ひときわ異彩を放つ存在です。
深く切れ込む茎節は、まるで熱帯雨林に自生するシダやヤシの葉を思わせ、花のない時期でも強い観賞価値を持ちます。
開花期には長い花筒を持つ純白の大輪花を夜に咲かせ、静かに甘い香りを漂わせます。その姿は月下美人とも異なり、繊細で野性的な雰囲気をあわせ持っています。
近年の分子系統研究では、フッケリーやフィランサスなどに近いグループと考えられています。園芸的にも独特な存在で、流通量は決して多くありません。
当園での栽培では冬から早春にかけて開花し、多くの森林サボテンが休む季節に花を楽しめる貴重な種でもあります。
そして花を待つ楽しみはもちろん、熱帯植物のような葉姿を楽しむ観葉植物としてもおすすめ出来る、花が咲いていない状態でも欲しくなる森林サボテンと言えるでしょう。
UMBER KELPメモ
『 chrysocsrdium ⇒chryso(金) cardium(心臓) ⇒golden heart ⇒和名:ゴールデンハート …はいっ???』
Epiphyllum rubrocoronatum

CUTTING、10.5POT
Epiphyllum rubrocoronatum RB25
野生Epiphyllumの中でも、一度見ると忘れられない一種。
種小名 rubrocoronatum は「赤い冠」を意味し、その名の通り、純白の花弁の中心を赤く染める花糸が最大の特徴です。夜咲きの白花でありながら、月下美人とはまったく異なる印象を与えます。
本株は森林サボテン研究家 Ralf Bauer 氏の採集系統 RB25。
採集地はコロンビア・カルダス県、Manizales-Pereira街道沿い。アンデス山系西斜面に位置するこの地域は、多くの着生植物が生育する雲霧林として知られています。
園芸交配種の華やかさとは対照的に、この種は野生種ならではの均整と緊張感を持ち、現在のEpiphyllum属を理解するうえでも欠かせない存在です。
「赤い冠」を戴く野生エピフィルム。コレクション性、資料性ともに高い一株です。
交配の世界を遡れば、最後にたどり着くのは野生種。その美しさは、流行ではなく進化が磨き上げた造形です。
Epiphyllum rubrocoronatum
Collecting number : RB25
Collector : Ralf Bauer
Species : Epiphyllum rubrocoronatum
Locality : Str. Manizales – Pereira, Caldas, Columbia
Epiphyllum cartagense

CUTTING
Epiphyllum cartagense
Horich採集・Bonn保存・Ralf Bauer旧蔵の雲霧林系統。
コスタリカ、サンホセ州タルバカ上部。標高1850mの雲霧林の尾根で採集された、由来明確な野生系エピフィルムです。
赤く長い花筒の先に、夜、白い花を開きます。大輪交配種のような華やかさではなく、霧深い山地に生きる原種ならではの静かな迫力があります。
本株は BG Bonn 4599、Dr. Ralf Bauer collection No.201 に由来する、コレクション価値の高い系統です。
クジャクサボテンの華やかさの奥にある、野生の輪郭を知るための一株。
Collecting number : s.n.
Collector : Clarence Horich
Species : Epiphyllum cartagense
Locality : Costa Rica : San José. Cerros de Aserrí oberhalb Tarbaca, Nebelwaldgrat.
Altitude : 1850 m
Annotations : Former collection: BG Bonn 4599, Privatsammlung Dr. Ralf Bauer Akz.Nr. 201; Living collection in BONN: CR-0-BONN-4599
Epiphyllum sp. peru 斑入り

10.5POT
Epiphyllum sp. peru 斑入り実生からのクローン株
Epiphyllum sp. peru の実生から現れた希少な斑入り個体。
本系統は斑入りの固定性が低く、多くの新芽は緑へ戻ります。しかし斑入り枝を選抜して増殖することで、その形質を受け継ぐことが可能です。
育てる人によって未来が変わる、育種途中の一株。
もしこの系統を完成させることができたら、その功績は次の世代へ受け継がれるでしょう。
UMBER KELPメモ
『 完成品ではありません。素材です。植物は育てるだけでは終わらない。未来へ繋ぐことも栽培の楽しみですよ。』
『 本音 (斑入りの栽培苦手やんね…) 』
Epiphyllum hookeri

CUTTING、4号吊り鉢
Epiphyllum hookeri RBA417? / RBA418?
カリブ海、Tobago 島北東部。Charlotteville、Pirate’s Bay 由来とされる Epiphyllum hookeri です。
Haage からの入手時ラベルでは RBA417。
一方で外部の産地情報では RBA418 と見られる記録もあり、番号には小さな揺らぎが残ります。
ただし、Charlotteville、Pirate’s Bay、Tobago、Ralf Bauer という来歴は非常に魅力的で、単なる白花エピフィルムでは終わらない、産地系コレクションとしての面白さがあります。
本株の大きな特徴は、葉状茎のエッジ。
フッケリーらしい扁平な茎を垂らしながら、縁にははっきりとしたギザつきが入り、開花していない時期でも葉姿そのものを楽しめます。
ただの平たい葉ではなく、波打つ縁が影を拾い、吊り下げた時に森林サボテンらしい線の美しさが出ます。
花は夜咲きの白花。
細く伸びた白い花被片が放射状に開き、外側には淡いグリーンを帯びた花被が残ります。
豪華に咲き乱れるというより、夜の湿った空気にすっと浮かぶ、端正で静かな美しさ。
かつて海賊の拠点となった歴史により海賊湾の異名を持つ、Tobago の Pirate’s Bay。
RBA417 と RBA418 の揺らぎ。ギザつく葉状茎と、細弁の白い夜花。
ラベルの霧まで含めて楽しみたい方におすすめしたい、カリブ海側 Epiphyllum hookeri の一株です。
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7月のイベントに向けて、ゴリゴリと追加、変更、更新しますよ!!

