UMBER KELP

クジャクサボテン、月下美人、リプサリス、セレニケレウス、ジャングルサボテンのいろいろ話



咲いたよ!Deamia testudo!


アメリカから2018年にお取り寄せしたテスツド、咲いたよ!(*´ω`*)

たしかこの年の10月から輸入が厳しくなったが、6〜7月に着いて滑りこみセーフだったですよ。

万能ネット辞典、ウィキペディアによると(よいこのみんなも寄付しような!)、最近では、Deamia属はこんな感じで系統が分かれているようで…

|—Deamia testudo

|テスツド

|     |—–Deamia montalvoae

|     |モンデルバルイエ

|___|—–Deamia chontalensis

       |コンタレンシス

       |—–Deamia funis

       |ファニス

アスキーアート感(´・ω・`)

テスツドはわりと早めに分岐したようだね。

モンデルバルイエは2018年に承認された種で、気根を出して登攀したり垂れ下がるが、支柱に強くしがみつく感じではない。

枝の太さはだいたい2cmくらい。

稜は7〜8本で、7〜13本の棘があり、最初は赤みがかっているがやがて黒になる

棘に加えて、アレオーレには多数の剛毛がある。

花がデカい。

モンデルバルイエは、フェイスブックに開花株を上げている方もいて、(ネットリテラシー高めなので転載や直リンはしないぞ!)やはりというか、枝が変形せずに枝垂れていて、当然というか、コンタレンシスに寄るね。

montalvoae 参考

魅惑のニューカマー、ファニスは2022年に承認、枝がセレニケレウスみたいに細く、花がウィベロセレウスのように小さいが、コンタレンシスと違い、雌しべが雄しべに埋もれず、アタマひとつ出ている。

肌がヒロセレウス オカンポニスやディソカクタス マクラーツス v.グラウコカダスのように蝋質化(⁇)する。

今一番欲しい植物ですよ。

funis 参考

コンタレンシスは、雄しべに雌しべが埋もれるね(´・ω・`)

対して、テスツドはうちには3個体あり、アメリカ輸入株、ドイツ輸入株、最近Syn.となったディアブロスだよね。

ドイツ輸入株が以前から知られるスタンダードっぽいが、はりつき加減としてはアメリカ輸入株の方が露骨に変形する。

そしてドイツ輸入株も、枝が太くなる。これは、例えばセレニケレウスが太くなりすぎて肉割れを起こすのと違い、玉サボテンのように大きくなる感じですよ。

コンタレンシス系との違いはそのへんにあるのだろう。

アメリカ輸入株
何が何やら分からんが大きなアメリカ輸入株、地面まで下りたら一部平らになっています。
ドイツ輸入株
大きなドイツ輸入株

ディアブロスは、だいぶ感じが違うが、テスツドのSyn.とされたね。

ですよね、っていう羽を広げる感じにはポテンシャルを感じるよ!

テスツドもそのうち、すくなくとも亜種程度には分けられそうだね(*´ω`*)

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